Chinosite
by Chino_hiro
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『金利引き下げ緊急集会in静岡』に参加してきました
主催は「クレ・サラ高金利引き下げ・規制強化の県民会議」
(構成団体は、静岡県労働者福祉協議会、静岡県弁護士会、静岡県司法書士会、連合静岡、静岡県生協連、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部の7団体)
午前中11時からお昼まで約1時間、静岡市青葉公園で高金利引き下げキャラバン隊による「出資法上限金利引き下げ」署名行動に静岡民商の葵道場のメンバー5人が合流し署名活動をおこないました。
そして、午後がこの上記の集会。
日弁連金利引き下げ実現本部事務局長も務める中里宏二弁護士から、
多重債務被害救済に何にも役に立たない自民党の貸金業規制法改正案が出てくるまでの経過が報告されました。
そして静岡の小澤吉徳司法書士からは、この改正案の問題点を指摘。(内容は当Chinosite、9/25付記事でも紹介した小澤氏のブログの内容です。)
その後、被害者および貸金業者からの体験報告として、商工ファンドの支店長などをしていた根岸良幸さん、武富士の社員だった金村さん(仮名)、そして現在、尼崎あすひらく会・副会長の橋詰栄恵さんのインタビュー形式による体験報告がありました。
お金を借りてしまっている人の話はよく聞くけど、業者として貸していた経験のある人の話は、普段なかなか聞けません。集会を取材に入っていたテレビのカメラ2台とメディアの記者たちがしきりにパシャパシャと写真を撮っていました。
大手貸し金業界内ではとにかく貸付ノルマが厳しいようです。ノルマ達成できないと、他の社員大勢の前で社長や上司から1時間以上も罵声を浴びせられるそうです。恐ろしい~(>_<)
そして来賓挨拶
地元静岡選出の国会議員、民主党の渡辺周議員と田村謙治議員が来て挨拶していきました。民主党の貸金業制度改革改革プロジェクトチームで座長をしている田村議員から「民主党として、みなさんの意見と一致しました」と言っていました。同じ彼が、昨年の金利引き下げ集会(2005/12/4記事参照)
に出席して発言した時は、とても貸金業界よりの発言をしていたのに、この変わりようは、なんとも信じがたいものです。政治家というのは、こうも自分の主義主張がコロコロ変わるもんかなあと感心しました。一緒に参加していた副道場長の鈴木さんも、「あいつは信用ならねえ」と言っていましたが…。
とにかくこの問題に関して国会では野党は一致できるはずです。
休憩をはさんで、今度はシンポジウム。木村達也弁護士の司会で、NHKでサラ金金利引き下げ問題で解説者をした聖学院大学の柴田武男教授、サラ金問題も多く取材しているジャーナリストの北健一さん、そしてさきほどの元商工ファンド支店長根岸さんと、尼崎あすひらく会の橋詰さん、新里弁護士が登場。
それぞれの立場から発言していました。
その後、会場からの発言もあったらどうぞ、と向けられたので、思い切って手を挙げ、民商の道場をやってきた経験から、中小業者の多重債務に関してちょっと発言させてもらいました。
「いま消費税の改悪により、税金を払いきれないで滞納になってしまっている中小業者が多く出ている。そこへ税務署が滞納整理としてドンドン差押をしてくる。こういう中で、銀行からの融資もままならない中小業者がサラ金へと走ってしまう、こんな状況がこれからもっと出てくる可能性がある、だからいまのこの金利引き下げ問題はそういうことからも闘いを強めなくてはいけない」というようなことを発言させてもらいました。
それに対して、ジャーナリストの北健一さんも「まさにその通り、税務署もとそういう態度は間違っている。まじめに働く人、まじめに商売している人が暮らせなくなっている世の中だ」と応えてもらったので、この人は「わかってるなあ」と思いました。
そんなこんなで、中身の濃い集会に参加させてもらいました。新里弁護士も12月15日の臨時国会会期末まで闘い抜こう、と激を飛ばしていました。
(構成団体は、静岡県労働者福祉協議会、静岡県弁護士会、静岡県司法書士会、連合静岡、静岡県生協連、静岡県労働金庫、全労済静岡県本部の7団体)
午前中11時からお昼まで約1時間、静岡市青葉公園で高金利引き下げキャラバン隊による「出資法上限金利引き下げ」署名行動に静岡民商の葵道場のメンバー5人が合流し署名活動をおこないました。
そして、午後がこの上記の集会。
日弁連金利引き下げ実現本部事務局長も務める中里宏二弁護士から、
多重債務被害救済に何にも役に立たない自民党の貸金業規制法改正案が出てくるまでの経過が報告されました。
そして静岡の小澤吉徳司法書士からは、この改正案の問題点を指摘。(内容は当Chinosite、9/25付記事でも紹介した小澤氏のブログの内容です。)
その後、被害者および貸金業者からの体験報告として、商工ファンドの支店長などをしていた根岸良幸さん、武富士の社員だった金村さん(仮名)、そして現在、尼崎あすひらく会・副会長の橋詰栄恵さんのインタビュー形式による体験報告がありました。
お金を借りてしまっている人の話はよく聞くけど、業者として貸していた経験のある人の話は、普段なかなか聞けません。集会を取材に入っていたテレビのカメラ2台とメディアの記者たちがしきりにパシャパシャと写真を撮っていました。
大手貸し金業界内ではとにかく貸付ノルマが厳しいようです。ノルマ達成できないと、他の社員大勢の前で社長や上司から1時間以上も罵声を浴びせられるそうです。恐ろしい~(>_<)
そして来賓挨拶
地元静岡選出の国会議員、民主党の渡辺周議員と田村謙治議員が来て挨拶していきました。民主党の貸金業制度改革改革プロジェクトチームで座長をしている田村議員から「民主党として、みなさんの意見と一致しました」と言っていました。同じ彼が、昨年の金利引き下げ集会(2005/12/4記事参照)
に出席して発言した時は、とても貸金業界よりの発言をしていたのに、この変わりようは、なんとも信じがたいものです。政治家というのは、こうも自分の主義主張がコロコロ変わるもんかなあと感心しました。一緒に参加していた副道場長の鈴木さんも、「あいつは信用ならねえ」と言っていましたが…。
とにかくこの問題に関して国会では野党は一致できるはずです。
休憩をはさんで、今度はシンポジウム。木村達也弁護士の司会で、NHKでサラ金金利引き下げ問題で解説者をした聖学院大学の柴田武男教授、サラ金問題も多く取材しているジャーナリストの北健一さん、そしてさきほどの元商工ファンド支店長根岸さんと、尼崎あすひらく会の橋詰さん、新里弁護士が登場。
それぞれの立場から発言していました。
その後、会場からの発言もあったらどうぞ、と向けられたので、思い切って手を挙げ、民商の道場をやってきた経験から、中小業者の多重債務に関してちょっと発言させてもらいました。
「いま消費税の改悪により、税金を払いきれないで滞納になってしまっている中小業者が多く出ている。そこへ税務署が滞納整理としてドンドン差押をしてくる。こういう中で、銀行からの融資もままならない中小業者がサラ金へと走ってしまう、こんな状況がこれからもっと出てくる可能性がある、だからいまのこの金利引き下げ問題はそういうことからも闘いを強めなくてはいけない」というようなことを発言させてもらいました。
それに対して、ジャーナリストの北健一さんも「まさにその通り、税務署もとそういう態度は間違っている。まじめに働く人、まじめに商売している人が暮らせなくなっている世の中だ」と応えてもらったので、この人は「わかってるなあ」と思いました。
そんなこんなで、中身の濃い集会に参加させてもらいました。新里弁護士も12月15日の臨時国会会期末まで闘い抜こう、と激を飛ばしていました。
by chino_hiro
| 2006-09-30 22:52